獣医師 南 毅生のブログ (その27)
動物病院経営のはなし
真夏の診察時間に関して考えたいと思います。
日本では夏時間がないので、早朝や仕事が終わってからの自由な時間の過ごし方は、いつもの季節と同じかもしれません。しかし、米国ニューヨークなどでは午後9時前まで明るいので、仕事が終わった後でも十分に外の生活や娯楽が楽しめます。
先生の病院でも、夏の日の出が早く日没が遅い時期に色々考えてみてはどうでしょうか?
東京なら、午前4時半に日の出午後7時くらいに日没です。子供も夏休みでラジオ体操(午前6時ごろ)がある時です。
そこで、午前中の診察時間を早くして、午後は5時で終わりにする。
例えば、午前8時から12時、午後2時から5時で診察時間を終了する。といった具合に。
これは、平日だけでも良いと思います。特に午後の診察は、可能な限り予約制にして、診察終了後に速やかにスタッフが帰宅できるようにする(緊急疾患を受けない)のはどうでしょうか?
この診察時間帯でも1日7時間の診察時間があります。
ですので、1症例15〜30分の予約時間を入れても14〜28症例の診察ができることになります。
これは毎日でなくても良いと思いますが、夏の過ごしやすい時期に海と山での快適な娯楽を考えることで、日々の診察の疲れやストレスが解消できるのではないでしょうか?
この診察時間とスタッフの勤務時間に関して、JCABINでは、先生方とこの様な内容を細かく話し合っています。興味のある方は、是非登録してご参加ください。
文責
南 毅生