獣医師 南毅生のブログ (その2)
今回は、
“動物病院経営のはなし”です。
日本の動物病院の数は、整体・マッサージ・カイロプラクティック等の数と同じくらいと言われることがあります。私もカイロ・整体を毎週受けています。自分に合った施設を探すためには、ネット検索、友人の紹介などから、実際に受けてみて合っているかを確認する様にしています。
これって、飼い主さんが自分の信頼できる動物病院を探すときと同じだと思いませんか?
新規の飼い主さんに来院してもらうためには、そこを考えないといけないということです。
よく、動物病院のホームページを見ますが、携帯電話でも表示されるページにしているでしょうか?
一般の飼い主さんは、携帯電話で検索します。とりあえずホームページを
「やっている・ある・知っている」この考え方を根本から考え直す必要があるかも知れません。
近い将来 日本の人口の減少に伴い、犬の登録件数も500万頭前後まで低下すると考えられます。
1万軒の動物病院で、単純に考えると1軒500頭です。疾病を診察する割合が、30%とすると、
150頭が診察対象です。2日にたった1頭の診察件数にしかなりません。
この数字から分かるように、今後は、健康管理そして健康維持を全面に出して、健康な動物の来院を確保しないと、経営は、かなり困難になると思います。
今後、病院経営に必要な事柄に優先順位を考えてお伝えしてゆきたいと思います。
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文責 南 毅生